碓氷峠鉄道文化むら
碓氷峠鉄道文化むらは、信越本線横川−軽井沢間の廃止と共に閉鎖となった旧横川運転区の設備を利用して1999年に開設されたテーマパーク。
碓氷峠の歴史を伝える鉄道資料館のほか、碓氷峠で活躍した機関車・電車をはじめ、国鉄時代に製造された車両が数多く展示されています。
■ 碓氷峠鉄道文化むら
http://www.usuitouge.com/bunkamura/
■ エントランス
線路は横川駅から旧横川機関区へ伸びる線路。
(碓氷峠鉄道文化むら 2010/09/26)
■ シンボル広場(ロコ広場
イベントが開催時に会場となるシンボル広場(ロコ広場)にて展示されているアプト式時代のラックレールと第三軌条。横川−軽井沢間の第三軌条は日本初採用例。
(碓氷峠鉄道文化むら 2010/09/26)
■ 鉄道展示館
鉄道展示館の建物は旧横川機関区の検修庫がほぼそのまま利用されている。
検修時に使用された機器類や部品もそのまま展示されており、EF62形・EF63形電気機関車やED42形電気機関車の展示、EF63形電気機関車と189系の運転シミュレータが設置されている。
189系(クハ18-506)とヨ3500形車掌車
鉄道展示館の手前に展示されている189系とヨ3500。
189系は特急あさまにて使用されていた車両で、横川−軽井沢間はEF63形電気機関車2両と強調運転を行っていた。
ヨ3500形車掌車(ヨ3961)はED42形電気機関車用の電源車で、直流600V用のED42を通常の直流1500Vの区間でも走行可能なように変圧器を搭載。
189系の運転台。
EF63形電気機関車 (EF63 10)
EF63形電気機関車は信越本線横川−軽井沢間の碓氷峠専用の補助機関車で1962年より製造が開始された。
EF63 10は1次形と呼ばれるグループ。
この碓氷峠鉄道文化むらではEF63形運転体験が実施されており、EF63 11、12、24、25号機の4両が体験運転用に整備されている。
運転台。
機器室。
EF62形電気機関車 (EF62 54)
EF62形電気機関車は客車および貨物列車用の電気機関車で、信越本線横川−軽井沢間の碓氷峠ではEF63形電気機関車と強調運転を行い同区間の直通運転用に1962年より製造された。
機関車の後ろに見えるのは189系運転シミュレータ。
部品棚
電気機関車の部品が並べられた部品棚。
(碓氷峠鉄道文化むら 2010/09/26)
■ 屋外展示場
屋外展示場では国鉄時代に製造された全国の機関車・電車・気動車・客車・貨車が数多く展示されている。
ほとんどの車両の撮影はしたが、車両数が多いので一部を紹介。
D51形蒸気機関車(D51 96)
EF15形電気機関車(EF15 165)
189系あさま(クハ189-5)
キハ20形(キハ20 467)
キハ35形(キハ35 901)
(碓氷峠鉄道文化むら 2010/09/26)