信越本線旧線(横川−軽井沢間)

軽井沢からの帰りは横川まで国道18号線(旧道)を通り、途中信越本線旧線(アプト式)の遺構である碓氷第三橋梁(めがね橋)、碓氷第五隧道に立ち寄り。
横川−軽井沢間は1893年に官営鉄道中山道線の一部として開業、急勾配であるためアプト式を採用。
1963年に粘着運転となる新線に切り替えられ廃線となりましたが、旧線のほとんどが遺構として残っており、一部は一般公開されています。
碓氷第三橋梁(めがね橋)
200万個以上のレンガを使用して建造された国内最大のレンガ造りアーチ橋で、碓氷第五隧道と碓氷第六隧道の間に架かる。
まずは国道18号線(旧道)沿いから。

橋梁の下に設置されている案内板。

橋梁上から横川方向。単線で線路や枕木などはすべて撤去されている。
トンネルは碓氷第五隧道。


碓氷第三橋梁から見た新線。複線で架線も残っており今にも列車が通りそうな雰囲気があるが、こちらも長野新幹線の開通によってすでに廃線となっている。

橋梁の上から見た景色。道路は国道18号線(旧道)。

群馬県安中市松井田町 2010/08/05)
碓氷第五隧道
碓氷第三橋梁を渡るとすぐに碓氷第五隧道がある。

トンネル内部。トンネルの全長は243mで横川側の出入口まで進むことが可能。
こちらも線路や枕木などはすべて撤去されており遊歩道となっている。

群馬県安中市松井田町 2010/08/05)
碓氷第六隧道
トンネル入り口。こちら側は柵があり立ち入り禁止。

群馬県安中市松井田町 2010/08/05)