ロンドン市内観光ツアー

Diary

せっかくロンドンに来たので少しでもいろいろな場所を見て回ろうと、市内観光ツアーを利用してみました。
今回参加したロンドン市内観光ツアーは、観光バスに乗りロンドン三越の前より出発。
ガイドさんによる日本語での解説があり、所要時間は4時間。
本日の見学ルートは、

グリニッジ王立天文台以外は建物には入らず外観のみの見学でしたが、ロンドンの街並みをいろいろな角度から見ることが出来ました。
■ テムズ川（ロンドン塔の対岸）
最初の目的地はテムズ川のロンドン塔対岸側の記念撮影スポットへ。
バスは王立裁判所、テンプル、セントポール大聖堂などを通り、シティーホール付近の駐車場に向かいます。

  • バスの車窓

王立裁判所を過ぎたあたり。

（フリート･ストリート 2010/11/21）
ロンドン・ブリッジ駅。
右側はナショナル・レールの高架橋。
この先でバスは左折し、1つ目の目的地に到着。

（ツーリー・ストリート 2010/11/21）

  • 記念撮影スポット

バスを降り、徒歩でテムズ川に向かいます。ロンドン塔の対岸側の位置からロンドン塔やタワー・ブリッジなどを撮影。
ロンドンに着てからロンドン塔やタワー・ブリッジは3度目ですが、日中に来たのは初めて。曇り空なのが残念。

2002年に完成したシティー・ホール。10階建てのユニークな形をしたビルで、設計は世界的に有名な建築家ノーマン・フォスター。ロンドン市庁舎として使用されており、平日のみ一部エリアにおいて建物内の見学が可能。

（サザーク 2010/11/21）
■ グリニッジ旧王立天文台
次の目的地はロンドン南東部のグリニッジにある旧王立天文台へ。
グリニッジ標準時（GMT）の基準となるグリニッジ子午線が通る有名なこの天文台は、1675年にチャールズ2世により設立された王立天文台。
1990年にケンブリッジに天文台としての機能は移転し、現在は博物館となっています。

デプトフォード・ブリッジ駅を過ぎ、グリニッジ・パークへ向かうバス。

（デプトフォード・ブリッジ 2010/11/21）

ここでバスを降り徒歩で入口へ。


（チャールトン・ウェイ 2010/11/21）

グリニッジ・パークは王室が管理するロイヤルパークの一つで、園内には旧王立天文台の他に、国立海洋博物館やプラネタリウムがある。
この場所から旧王立天文台があるあたりまで、なだらかな坂となっており、丘の上からはロンドンの街並みが一望できるということで期待して歩きます。

（グリニッジ・パーク 2010/11/21）

  • 丘の上からの景色

クイーンズ・ハウス。国立海洋博物館として邸内も公開されている。

テムズ川とロンドン市内。右に見えるビル群はシティにある建物で、その中でも一際目立つ形のビルは、ガーキンやセント･メアリー･アクスなどの愛称で呼ばれてるスイス・リ本社のビル。

2012年に開催されるオリンピック会場の1つである世界最大級のドーム「O2アリーナ」。

（グリニッジ・パーク 2010/11/21）

現在は博物館となっている旧王立天文台の建物。

入口に設置されているグリニッジ標準時を示す2時間表示の時計。

グリニッジ子午線。
東経西経0度の線が建物の中心から伸びており、この線の上が東半球と西半球の境。


線の横には「Tokyo 139°45'E」の文字も。

建物の上にある赤い玉は1833年より時報として使われていたもので、13時になるとこの玉を落として周囲に時間を知らせるためのもの。

（グリニッジ旧王立天文台 2010/11/21）

旧王立天文台の見学後、バスに戻るためにグリニッジ・パーク内を歩いている時に見かけたリス。

（グリニッジ・パーク 2010/11/21）

バスはグリニッジ・パークのロンドン寄りにあるグリニッジ劇場付近で待機。次の目的地はバッキンガム宮殿へ。
左側の建物がグリニッジ劇場。

（ストックウェル・ストリート 2010/11/21）
■ バッキンガム宮殿
次はロンドン市内に戻りバッキンガム宮殿へ。
本来の予定コースでは、先にウエストミンスター寺院と国会議事堂となっていたが、時間の都合により予定変更。

  • バッキンガム宮殿へ向かうバスの中より

ロンドン・ブリッジ駅付近。
前に見える建物は現在建設中の、シャード・ロンドン・ブリッジ。完成すると地上87階建て、高さ310mの超高層ビルとなり2012年に完成予定。
バスは右折し、ロンドン・ブリッジ駅の下を通る。

（セント・トーマス･ストリート 2010/11/21）

（ステナー･ストリート 2010/11/21）

  • 衛兵交替式

バッキンガム宮殿に到着するとすでに衛兵交替式が始まってる時間で、急いで観光客の集まるスプール・ロード沿いに向う。
兵兵交替式は天候が悪い日や王室行事などで変更される場合もあるが、4月〜7月は毎日、それ以外の月は1日おきに11時〜と11時30分〜（日曜日は10時〜）に開催。


  • バッキンガム宮殿

バッキンガム宮殿の建物は、1703年にバッキンガム公ジョン・シェフィールドの私邸として建築されたもので、1837年にヴィクトリア女王即位と同時にイギリス王室の宮殿となったもの。
8月と9月の夏期は宮殿内部の一部が公開され見学することができる。

  • バッキンガム宮殿の衛兵


（スプール･ロード 2010/11/21）
衛兵交替式の見学を終え、最後の目的地であるウェストミンスター寺院と国会議事堂へ。
■ ウェストミンスター寺院と国会議事堂
今回のロンドン市内観光ツアーの最後の下車見学はウェストミンスター寺院と国会議事堂。
途中、雨が降ってきてしまい今回はウェストミンスター寺院の撮影しか出来ず。

  • ウェストストミスター寺院

ウェストミンスター寺院はイギリス国教会の教会として、王室行事や特別な式典に使用され英国王室の戴冠式が行われる場所として有名。
11世紀に寺院が建築され、ゴシック様式の建物に改築が開始されたのは13世紀。
その後、正面分部、塔など長期にわたり建設され、現在の姿になるのは17世紀になってから。


（ヴィクトリア・ストリート 2010/11/21）
この後、最初に乗ったロンドン三越の前までの車窓見学がツアーの最後だが、市内一部道路の閉鎖のための渋滞となってしまい、トラファルガー広場の手前でバスを降りツアー終了。

（ノーサンバーランド通り 2010/11/21）